瞑想をいつ・どれぐらいおこなうか?
マインドフルネス瞑想は、どの時間に、どのぐらい取り組めばよいのでしょうか?
今回のページでは、おすすめの時間帯と頻度についてお伝えします。

自分に合った時間を選ぶ
瞑想をおこなう時間は、一日のうちいつでもかまいません。
自分の生活に合った時間を選び、取り組むようにしてください。
入浴のあとは体が清潔になり、リフレッシュした状態なので瞑想に集中しやすいです。
食事の前の瞑想では、頭がスッキリするのでストレスによる過食を防ぎやすくなります。
おすすめは、早朝です。
家族も起きていない、外もまだ静かな早朝は、取り組みやすい時間帯です。
十分な睡眠を取ったあとなので、体力もあり集中力が持続しやすいでしょう。
また早朝に瞑想をおこなうと、その一日が生まれ変わります。
おだやかな気持ちで一日が始められ、注意力と集中力が研ぎすまされることで、リラックスして過ごすことができるのです。
反対に、夜遅い時間は、始めのうちはおすすめできません。
眠い状態では瞑想に集中することは難しいので、まずは体力のある早朝や日中に取り組むのがいいでしょう。
瞑想の時間は、初心者は5分〜10分、慣れてきたら20分〜30分へと徐々に長くしていく方法がおすすめです。
ただし、続けることが大切なので、初めのうちは数分間、呼吸に集中することからはじめても良いです。
慣れてきたら負担にならない程度に時間を長くしていきましょう。

毎日続ける
瞑想は、いつ、どこでおこなっても構いませんが、好きなときだけ、気ままにおこなってもあまり効果は得られません。
瞑想をおこなうことは、学生が勉強するのと同じです。
気が向いたときだけ、たまにおこなうのではなく、毎日コツコツと続ける心構えが大切です。
続けていると最初のころはさまざまな雑念が邪魔して、
「瞑想は自分に合ってない」
「そもそも瞑想が好きではないかもしれない」と思ってしまうことがあるでしょう。
しかし、瞑想が自分に向いているか向いていないか、好きか嫌いかは関係ありません。
何日経ってもなかなか効果が感じられないかもしれません。
(そもそも、それが「評価をくだしている」ということなのです。)
それでもとにかく、毎日続けてみましょう。
マインドフルネス瞑想は、いつでもどこでもできる気軽な方法ではありますが、「毎日取り組む」という強い意志を持って、とにかく毎日コツコツと続けることが大切なことがおわかりいただけましたか?
毎日、決めた時間に取り組むと「歯を磨く」「入浴する」ように一日の習慣になっていくことでしょう。
次回は、マインドフルネス瞑想の「姿勢」について学んでいきます。